社会保険負担率
昨日の新聞に「社会保障負担率 自維の攻防」というタイトルの記事が載っていました。保険料負担率17.6%を16%台に引き下げるという維新案とそれに反対する自民、けっきょく「社会保障負担率の目標の検討」というところにおさまったようです。まだこれからということですね。
社会保障負担率をさげるということには、一理あると私は思っています。私個人のことでいえば、所得税や住民税を足した額よりも、社会保険料負担のほうがずっと多い。もちろんこの比率は収入によっても違うけれど、社会保険高すぎでしょと常々思っているからです。この財源確保のために高齢者を一律3割負担にするというのもやむを得ないかなという気はしています。
ところが、この記事をさらに読み進めていくと75歳以上の人を皆3割にすると、現役の負担率が増えるかもしれないと?え、何で?なんでも現状75歳以上の3割負担の人には公費(税金)は使われずに現役世代と75歳以上の保険料でまかなっているのだそうです。これだと後期高齢者医療制度から変えないと、財源確保できることにはなりません。けっきょく、高齢者の負担割合が増えるだけで、現役世代の保険料率はかわらないということになりかねません。
わかりづらい制度とは思いますが、維新の政治家のみなさん、ちゃんとわかっているんでしょうか?
だいたい、たいした仕事もしない会社役員になって、安い報酬をもらって、社会保険に入るという、違法ではないけど脱法といえる超グレーゾーンのしくみの団体に、維新のみなさんはたくさんはいっていたはず。さすがに今はやってないと思いますが、こういう人たちに社会保険のこと言う資格あるんだろうか?と疑問に思います。
制度はわかりやすく、政策はクリーンにお願いしたいものです。

今週の展示は、新城由史個展「心の記号」です。 映像のインスタレーション、人の動きが映像に入り込む、そんなイマーシブな空間ができあがりました。3台のプロジェクターから作り出された、静かで洗練された体験型の展示です。3日間だけの展示、明日(12日)までです。是非お越しください。